こんにちは!103です。
取引先の企業情報を眺めているとついつい見てしまう社長の住所。
「お〜凄いな六本木に住んでるんだ」
「Google Mapで見ると広くて豪邸だな、億はするのかな。」
など考えますよね。
さて、企業取引の観点では何がわかるのでしょうか。
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もしものときに、自宅を担保にして支払いができるかが分かります
本当に取引をしたいんだけどまさかの時、現預金はあるのかな?それに準ずる流動性の高い資産となるものはあるのかな?など気になります。
中小企業の社長は自宅住所をそのまま担保として設定していることが多く、その資産価値を簡単に算出する方法をご紹介します。
まずは賃貸か持ち家かを調べます
google先生に聞いて確認します。アパートや賃貸用マンションの場合は何の資産価値もありませんのでここで終了です。
持ち家と判断できたら、不動産登記簿を確認します
大切なのは、関係性のない人の名前や、怪しい会社名がないか、などを確認することです。
不動産登記簿の取得については、代行業者を活用するのが楽チンだと思います。
抵当権が設定されていた場合
ただの住宅ローンで借りている可能性が高いです。完済していたら最下部に抹消の記載があります。
でも権利者が社長と関連性のない人(名前が全然違う)であったり、抵当権者が怪しい会社名だったら要注意です。よく確認しましょう。
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根抵当権が設定されていた場合
会社の資金として借りる目的で設定している可能性が高いです。ただし実際にどのくらい自宅ローンを支払っていて、どれくらい会社資金として使っているのか、というのは表には現れません。
前述同様、変な名前や会社名がないか確認するのはもちろんですが、路線価を確認して資産価値を確認することが大切なんです。
上記のサイトで自宅住所に面している道路に書かれてある数字と、自宅平米数を掛け合わせておおよその社長自宅の価値を算出します。
ちなみに上場企業(大企業)の場合は確認しても意味がありません
基本中小企業と社長はお財布を一緒にして経営していることが多く、自宅と借り入れに密接な関係がありますが、上場企業など大企業の場合は社長の自宅を担保に支払いすることはありません。
そのため上場企業の社長の住所が分かったとしても、意味を為しません。
まとめてみて、私も参考になりました。
さあ、もっと勉強して知識を付けよう!