こんちには!103です。
帝国データバンクと東京商工リサーチの評点は0〜100点の実数のはずですが、両社のパートナー経由で情報を入手するとアルファベット表示になっています。
どうしてなのでしょうか?読み方とあわせて調べてみてました。
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信用調査会社の評点とは?
企業の信用度を1〜100の実数で表した評価指数。
100点に近いほど信用に足る(取引時の貸倒リスクが限りなくゼロに近い)ことを表していますが、50点前後に集約されています。
この理由は別途記事を書きますがざっくり説明すると、評点ガイドラインが決まっていて、金太郎飴のように調査員が採点するから、となります。
一般的に50点以上は取引して大丈夫、49点以下の場合は取引になんらかの条件を付ける(前金、半金をもらうなど)という考え方が浸透しています。
帝国データバンクも東京商工リサーチも自社サービスでは実数表示
帝国データバンクの企業概要の場合、50点以下はアルファベット表示ですが、基本大手信用調査会社の純正サービスでは、評点を実数で確認できます。
ちなみに自分の会社の評点を見ることはできるのか?
両社とも自社の評点を見ることはできません。
そのため、友人の会社に頼んだり、日経テレコンやジーサーチ、@niftyビジネスで自社情報をみることができます。
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帝国データバンクや東京商工リサーチのサービスは個人利用できるか?
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日経テレコン、ジーサーチなどのデータ供給先では50点以下がアルファベット表記
アルファベット表示になるのは、大手2社の企業データベースを供給しているプラットフォーム上で企業情報を見たときです。
以下のようなケースがあります。
帝国データバンクの場合
D3だったらマズい、D4だったらかなりマズい。という感覚を持っていてください。
ただしD4の場合は先方がまったく取材に協力していない可能性もありますので、調査取材協力度にも注目してください。
- D1(評点47~49点、気にするほどではない)
- D2(評点44~46点、取引そこまで問題ない)
- D3(評点40~43点、注意が必要)
- D4(評点39点以下、確認必須で場合よっては取引の見直しが必要)
東京商工リサーチの場合
東京商工リサーチのアルファベット評点も、帝国データバンクと同じ考え方をします。
- W(評点47~49点、気にするほどではない)
- X(評点44~46点、取引そこまで問題ない)
- Y(評点40~43点、注意が必要)
- Z(評点39点以下、確認必須で場合よっては取引の見直しが必要)
実数が気になるとき、帝国データバンクの場合は調査レポートを、東京商工リサーチの場合はtar-van2の企業概要を確認する必要があります。
まとめ
この記事のおさらい
- 評点がアルファベット表示になっているのは点数が低い証拠かつ自社サービスを使わせるための防衛策!
- 日経テレコンやジーサーチなどデータ提供先サービスでは50点未満の評点はアルファベット表示
- つまり実数を確認する場合は、TDBは調査レポートを、TSRはオンラインサービスをみないといけない
どうしても必要であれば、@niftyビジネスでTSRの企業情報をみるのがいいのではないかと考えます。クレカ購入ですぐに閲覧できるので。
まとめてみて、私も勉強になりました。
さあ、さらに研究して知識を付けよう!